mustとhave toの違い

小学生から英語必須・・・ママたちはどう指導する?

小学校の勉強くらい私が教えられるわよなんて言っているママ、パパがいると思いますが、これから小学校では英語必修となっていきます。
え?英語はちょっと・・・なんていっている場合ではありません。
保護者として、お子さんに少しでも指導できるように、英語ヲ学ぶことも必要です。

小学校で習うことになる英語といっても、中学校以上の英語はないだろうから私達保護者でも十分できるわよという声が聞こえてきそうですが、文法なんて聞くと苦手だった・・・と思いだす方もいて、本当に指導できるのか?怪しい物なのです。

特に助動詞などはもう一度学習しておかないとしっかり思い出すこともできない方が多いので、復習必須です。

え?助動詞ってどういう言葉があった?

英語が得意だったという人なら助動詞と聞いてcan、willなどの単語が頭に浮かんでくると思います。
○○のはずですという言葉must等もよく利用する言葉ですが、かもしれないmayも助動詞です。

It must be rainy tomorrow. 明日は雨がふるはず等の会話が出来れば、英会話で天候の話ができますし、助動詞というのは英会話の中でもとても重要になることです。
ある動作に対し自分がどんなふうに思っているのか、捉えているのか、それを表すのが助動詞です。

ピアノを弾く、play the piano をピアノを弾くことができるというなら I can play the piano.になります。
ピアノを弾ける、その能力がある事を助動詞によって知らせることができるのです。

助動詞の使い方を理解しておくことで、動詞の表現をより豊かにできるので、英会話がより深くなっていきます。

わかりにくい・・・must とhave to

学生の頃にも苦労したな・・・と英語の勉強をすると思いだすこともありますが、同じような物でも違いがあるということを理解することが難しいのが、mustとhave toでしょう。

○○しなければならない「must」、○○した方がいい「should」、○○してもいい「may」などの場合、日本語でいえば義務や評価を表せます。

ただ話し手と話す相手の関係性をみるとニュアンスが違ってきます。
You should take a rest.の場合、休憩しなよという意味で、You may take a rest.となると休憩してもいいということになります。
言葉の使い方で助動詞は大きくニュアンスが変わるのです。

助動詞でもmustとhave toは同じ意味で、○○しなければならないという意味になりますが、言い方が変わります。
誰かからいわれたからやるという場合には、have toを使いますが、自分から行う行動についてはmustを利用します。

こういう所が英語というのは非常に難しく複雑だと感じてしまうのです。
お子さんに同じ意味なんだからこれでいいでしょ?といわれた時、○○しなければならないという時でも、自らやる場合と人にいわれる場合で助動詞が違うのよと言えたら、お子さんはとてもわかりやすいでしょう。

こうした助動詞の使い方などを一度思い出しておく必要があるのでは?と思います。
お子さんの勉強を見守りながら、お子さんの頑張りを見てあげる時、英語がわかっているのとまったくわからないのでは、お子さんの意気込みも違ってくるでしょう。